管理栄養士
平成29年4月 入社
本社勤務
専門的な知識や資格を持っている人にしかできない仕事をすることに憧れ、小さい頃から料理が好きだったことや何より食べることが大好きなので管理栄養士を目指しました。管理栄養士の仕事は様々ですが、私は栄養指導などを通して人と関わりたいというのが一番にありました。栄養指導というと病院を思い浮かべますが、私は予防医療にとても興味があり、調剤薬局であれば慢性的な疾患を持っていない方にでも1次予防的な指導ができることや、栄養指導の時間を設けなくてもお話し程度での相談や知識を伝えていける身近な管理栄養士になれると思い、調剤薬局の管理栄養士を選びました。
店舗での栄養相談に向け、さらに管理栄養士としての知識を深めるため、教科書や参考書に書いてあることはもちろん、テレビの情報など流行りにも敏感になり管理栄養士として正しい情報なのか判断しながら取り入れていきたいです。また、調剤薬局で働くにあたり、食事のことだけでなく薬の知識も身につけることや、食事の相談などで頼っていただけるように薬剤師との信頼関係を築いていきたいと思っています。まずは管理栄養士が発行しているお便りなどで積極的に情報やレシピを配信し、いずれは処方箋がなくても栄養相談に訪れていただけるくらい、調剤薬局の管理栄養士を身近に感じていただきたいです。
本社での勤務という事で、事務の仕事や電話対応も行いますが、入社後すぐから管理栄養士としての業務も行ってきました。具体的には店舗で配布する管理栄養士からのお便りの作成、店舗で販売しているOTC食品を使用したアレンジレシピの考案や販促物の作成、店舗で行う栄養相談に向けた資料作成などです。OTC食品は管理栄養士が選定に携わった商品なので、患者様にどうしたら興味を持っていただけるか考え、店舗ごとの患者様の層による並べる商品の種類の決定や、販促ポスターの作成が売り上げにつながることにはとてもやりがいを感じます。また、現在は店舗で医療事務の研修も行っています。普段は本社での勤務であるため、店舗の雰囲気を知ることができ、とても良い経験になっています。
管理栄養士が調剤薬局を運営する企業の本社で仕事をするという事はめずらしいと思います。管理栄養士が店舗で業務を行うことで患者様との距離は近くなりますが、同時に医療事務を兼任しなければならないことが多いと思います。すると栄養相談を受ける時間がなかなかとりずらくなってしまうのではないでしょうか。ファーマテックでは、普段は本社で管理栄養士の業務を行い、期間を決めて店舗で栄養相談を行うことで本来の管理栄養士の業務を中心に行うことができます。また、ファーマテックは企業理念にある通り、人をとても大切にします。新しいことに挑戦したり提案したりしやすい環境が整っていることにとても魅力を感じています。
同じ管理栄養士という資格を持っていても、その資格を活かして何を行いたいかは人それぞれだと思いますし、できる仕事も幅広くあります。食事は人間が生きる上で必要で、当たり前に行っている事です。その毎日の食事が人間の体や健康をつくっています。だからこそ食事は重要で、病気を予防することもできます。そんな食事のプロである管理栄養士は人の役に立てる素晴らしい仕事です。管理栄養士として何を行いたいのか、それを実現するにはどうしたら良いか、少し考えてみることで必ず自分に合った仕事が見つかると思います。学生という時間を楽しみながら、夢に向かって頑張ってください。