勤務薬剤師

平成20年4月 入社

しもさと薬局勤務

産休・育休を経験して

1回目の育休明けの異動は、会社が配慮してくれてのことでした

私は産休育休制度を2回利用し、現在6歳と1歳の2児を育てながら時短制度を利用して、正社員で働いています。産休に入るまでは何事もなく無事働けるか不安でしたが、産休に入ると今度は復帰が不安で、数か月のブランクとはいえ小さい子供を育てながら正社員で働き続けることができるのかとても悩みました。1回目の育休明けで今の店舗に異動になったのですが、薬剤師の人数も多く自宅からも近いため、急に休んだり保育園から呼び出しがあった場合にいいだろうと会社が配慮してくれてのことでした。新しい環境に慣れるまでは大変でしたが、子育て経験者多かったので、精神的な面でもサポートがありとても助かりました。そのおかげで2回目の産休育休では不安もなく職場復帰することができました。

調剤薬局の仕事の中で一番大切な事

自分の表情や声のトーンにも気を付けて話をしています

私が一番大切にしているのはコミュニケーションです。学生時代にはアルバイトでひたすら接客販売をしていたのですが、その時にどんな人だったら話をしたいか、どんな人の言葉だったら受け入れられるかをとても考えました。自分のことを分かってくれる人、分かろうとしてくれる人にはちゃんと話をしてくれます。そのために会話の時には相手の表情を注意して見て、喜んでいるときには一緒に喜んで、怒っていたり不安そうなときには少しでも軽減できるように、自分の表情や声のトーンにも気を付けて話をしています。自分の話し方や表情一つで相手への印象が変わるので、簡単なようで難しいことだと日々実感しています。

薬剤師を目指している学生さんへのメッセージ

自分の様々な経験がより深みのある対応に繋がる

薬剤師に限らずですが、何事も経験に勝る知識はないと思います。薬剤師の技術は何度も繰り返せば上達しますが、服薬指導など患者様への対応は、相手が違えばその内容も全く異なります。薬剤師になって10年目を迎えましたが、未だに戸惑うこともあります。そんな時に病気や出産、子育て、手術など今までの自分の様々な経験が役立って、より深みのある対応に繋がっているような気がします。クチコミなんかがそうですが、経験者の言葉は伝わり方が強いです。勉強や研究室で忙しいとは思いますが、ぜひ学生のうちから様々なことを経験して、将来の糧としてほしいです。

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