薬局長

平成22年4月 入社

しもさと薬局勤務

入社から現在までの経験や体験

今までの経験は、かけがえのない財産になっています

私が入社して初めて配属になったのは、まだ新設の薬局で、薬局内の規定や在庫管理など未完成のところが多々ある店舗でした。その為、当時の上司と相談し、薬局の規定を一から作る作業や、OTCの選定、近隣Dr.との情報交換など、通常にはない経験をさせて頂きました。その後、転勤で現在の薬局所属となり、他グループ薬局へのヘルプ業務や後輩の指導などを任せて頂きました。ひとえに薬局といっても、地域差や患者層の違いによって求められる薬剤師像は異なるので、薬剤師としてどの薬局においても臨機応変に対応できる力が必要です。その為には多くの薬局で様々な処方、患者様の話を聞く事が大切だと思っています。これまでに失敗をして先輩薬剤師に助けてもらったり、自分で解決をしたりと色々経験する中で失敗をしても次に活かす努力、また成長のきっかけになるようにしてきました。私にとって今までの経験は、一つ一つかけがえのない財産になっています。

勤務する店舗の業務内容や魅力

患者様とゆっくり話すことが出来る環境や地域性も、しもさと薬局の魅力

私が薬局長を務めるしもさと薬局は、グループ薬局の中でも歴史の古い薬局です。その為、近隣のクリニックやその他医療機関とも付き合いが長く、協力・連携し患者様の対応にあたっています。また、前薬局長や先輩方が残してくださった資料は、疑義照会による医師からの病態知識や、処方解析の集約本として、現在のスタッフの勉強ツールとして活用されています。また、当薬局では実務実習生の受け入れも積極的に行っており、「教える」という事を通して自らの欠点や不足している知識・技術を知るきっかけにもなっています。今までも地域に根差した薬局として、患者様に寄り添って薬の管理や健康のアドバイスを行ってきましたが、高齢化社会になり今後さらに薬局の存在は重要視されていくと思います。実際に、今までは少なかった在宅患者様の依頼も増えてきています。患者様とゆっくり話すことが出来る環境、地域性もしもさと薬局の魅力の一つです。

薬局長として意識している事や気を付けている事

スタッフの働きやすさは患者様への医療サービスに直結する

私が大切に考えているのは、職場環境の向上と人材育成です。「店づくりは人づくりから」という企業理念にもあるように、スタッフの働きやすさは患者様への医療サービスに直結すると考えています。例えば、スタッフ同士のコミュニケーションを円滑にし、情報の共有をしっかり行う事や、積極的に意見の交換ができる環境は、医療過誤の軽減や患者様への服薬説明の向上に貢献できると思います。また、職場での勉強会の開催や、DI情報の充実化もスタッフの能力向上に繋がると思っています。調剤薬局はサービス業・販売業の側面を持ちながらも、根底にあるのは医療施設としての機能です。健康サポート薬局、かかりつけ薬剤師など、その機能の拡充が求められる現在において、スタッフ個々の知識や技術、コミュニケーション能力、臨機応変に対応できる力を伸ばしていけるよう日々努力しています。

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