グループ長

平成21年3月 入社

本社勤務

ファーマテック今後の展望

高齢化の波が大きく、調剤薬局としての役割が問われつつあります

当社は現在、経営戦略的に二本の基軸を大切にしており、二つのパターンの薬局展開をしています。一つは最寄りの公共交通機関から近く複数の医療機関が併設されているクリニックモールに対応した薬局で、患者様の利便性が非常に高い事が特徴です。もう一つは高齢者住宅施設や在宅に対応した薬局で、来局の困難なご高齢者の利便性に特化した薬局です。しかし、我が国の喫緊の課題となっている高齢化の波は大きく、高齢者施設・在宅対応を基軸とした薬局運営が、重要かつ必須になってきており、調剤薬局としての役割が社会的にも問われつつあります。これらに対し、患者様や地域の方々に対する情報発信、健康相談、老若男女を問わす健康サポートを出来るような薬局運営を行い、社会に貢献できればと考えています。また、近年では管理栄養士の採用もしており、調剤薬局の管理栄養士という立ち位置の確立を目指し、患者様により幅広い健康サポートが行えるよう考えています。

ファーマテックの教育、研修制度

人材の成長が会社の成長につながり、さらに人材が成長していく…

当社が実施している研修には、新卒の方に受けて頂く『社会人研修』『薬剤師研修』『新卒フォローアップ研修』があります。これらは配属後や社会人として役立つ内容となっています。二年目の方々には『二年目フォローアップ研修』、三年目以降の方々には視野を広げて頂けるような様々なテーマを用意しています。 教育、研修制度の基本は【自己啓発】のバックアップであり、自発的な意欲のフォローにすぎません。潜在的な能力の発掘やキャリアアップをしていくための一助となればと考えています。今後ますます幅の広い活躍が期待される調剤薬局において、人材の成長無くして期待に応えようがありません。人材の成長が会社の成長につながり、さらに人材が成長していく、こうした好循環を維持できるよう当社は日々努力を続けています。

二人の新卒と…

新卒2人と互いに成長、その2人も今や立派な薬局長

私がとある店舗の管理薬剤師をしていた頃の話です。薬局オープンから半年、門前に二つの医療機関が新たに開院するころ、新卒二名の薬剤師を私の元で教育するという事がありました。入社後の研修を終えたばかりの新卒二名。調剤、投薬はもちろん、レジや日報、発注、処方入力、掃除、弁当の注文…etc.ほぼ全ての業務を教えながら患者数の増えた店舗を運営していくという日々が始まりました。こちらが出来る出来ないにかかわらず、患者様は来局されます。新卒二名にとっても、私や他の職員にとっても、忙しさの中、成長が必要とされる時期でした。早く業務全般に慣れてほしい私とその重責を感じる新卒二名、互いにストレスもあったと思います。しかし、自分達の置かれた状況、目標を互いによく認識し、共有できていたことで、それに立ち向かっていくモチベーションを維持することができ、患者数が増えた中、円滑に店舗運営が行えました。この例はやや極端で、これから忙しくなる店舗の中で二名同時に教育もするような事は通常ありませんが、新卒の孤軍奮闘に助けられる部分もありながら互いに成長をすることの出来た期間でした。今やその二名も薬局長として別の二店舗で頑張っています。その姿を見ると、この期間のことを思い出しながら、私自身とても嬉しく感じています。

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